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未経験からWEBデザイナーになれるのか? Vol.04
- 2016/10/11
- 2018/09/16

仕事が終わってから家でやっていたこと
(2004年1月当時のことですので、今とは随分時代や技術が違いますが、参考になれば。)
(1)レンタルサーバーロリポップを契約してWEBやレンタルサーバーの知識の習得
WEBの知識がゼロに近い状態だった私は、ロリポップを契約しFTPでの接続の設定やロリポップの管理画面などからヘルプなどを毎日読んだ。
知識がある人から見ると当たり前で超基本的な事も、ど素人には難しいこと。そのため、マニュアルが非常にわかりやすかったロリポップが私の先生だった。
(2)イラストレータでWEB用の素材を毎日作ってブログにアップしていた
会社でやるだけでは、先輩に追いつけなかったので、イラストレータで毎日WEB用のフリー素材(ボタンやタイトルや背景画像、写真枠など)を作ってフリー素材として配布していた。
素材を作る練習にもなったし、ブログを運営することで、ブログのカスタマイズやアフィリエイトなど仕事にも役立つ知識が入ってきた。
(3)Livedoorブログの有料版を借りて、ブログカスタマイズの練習をした
htmlを組むだけではつかない知識が、ブログカスタマイズは非常に身についた。cssもそうだし、ページをベタで作るのではなく、モジュールに分けて、各ページにインクルードして効率化する。などWEBの基礎的なところが勉強になった。
もし私が今未経験ならこれをやるだろう
(1)レスポンシブWEBデザインのコーディングを習得
今、私のいる制作会社では、案件の80%以上は、レスポンシブの案件だ。PCサイトとスマホサイトを分ける案件は少なくなってきている。
旅館などコンテンツが多く、1ページの重さが増えてしまう案件は、PCサイトとスマホサイトを分けることもあるが、それ以外はコーポレートもリクルートもホテルサイトもレスポンシブで組むことが多い。
レスポンシブのコーディングができれば、制作会社ではコーディングの仕事は必ず回ってくる。たとえデザインが弱く、新人であってもコーディングに長けていれば仕事にはありつける。
デザインは、半年や1年では劇的に伸びる人は少ない。
ただ、コーディングは、半年しっかり頑張れば、制作会社でも即戦力となるくらいの技術の習得は十分可能だ。
だから、未経験者の方は、まずはレスポンシブのコーディングを身に着けておこう!
デザイナーは、コーディングがあまりできない人も多い。両方できることが望ましいが、コーディングの弱いデザイナーの相談にのることで、新人であっても必要とされ、重宝してもらえる場面は多々ある。
(2)ワードプレスのカスタマイズの知識
ブログカスタマイズやワードプレスでのサイト構築は、出来た方がよい。
MySQLの導入やレンタルサーバーの知識も多少身につく。SQL文をデザイナーが書く必要はないと思うが、phpのバージョンを調べて導入可能か判断するのは必要だし、htaccessなどは、デザイナーやマークアップエンジニアが書く。
そのためにも家で練習しておくのは非常にいいと思う。Xamppなどを使ってローカルでも構築できる。これも一つの練習だ。学ぶことが多い項目だと思う。
私のいる制作会社は、プログラマーが多数いるので、CMSは、ほとんどオリジナルだがそれでも年間何十件かは、ワードプレス絡みの仕事は来る。
プログラムを書けないデザイナーでもCMSが作れるワードプレスはやっておきましょう。
小さな制作会社なら、ワードプレスで案件を納品しているところも多いと思う。できればある程度、職場での居場所はあるはずですし、就職・転職時に有利になる項目だと思います。
(3)もちろんデザインのトレーニング
ただし、デザインはほとんどの人は、すぐには伸びません。苦手意識を持たずに、デザインデータベース系のサイトを見て、いいサイトをトレースするなどして、センスと技術とセオリーを勉強することが必要です。
特に未経験の方は、それをやるべきかと思います。私もデザインの知識がなく、美大などにも行っていなかったので、当時は、デザインの基礎的な本を毎日読んで知識を入れて、いいサイトをトレース。補正や合成、フォントの選び方、文字詰め、近接、配色など基礎的な事を楽しみながら学んでいました。
よく見るデザインデータベースのサイト
- S5-Style
- straightline bookmark
- 縦長のwebデザインギャラリー・サイトリンク集|MUUUUU.ORG
- ズロック|Webデザインのリンク集
- バナーデザイン専門ギャラリーサイト | レトロバナー
- BANNER LINKS
- バナーデザインアーカイブ
次回は、名古屋の小規模な制作会社に転職編です!
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