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未経験からWEBデザイナーになれるのか? Vol.09
- 2016/10/17
- 2018/09/16

この記事の目次
小規模な制作会社での私の役割
私の体験談(2007年~2010年頃)に基づき書いていきます。私は、小規模な制作会社に3年8カ月在籍していました。
その当時、私は、WEBデザイナーとしてデザインとコーディングとFlashを毎日行っていた。ディレクションは、ディレクターがいたのであまりすることはなく、お客さまと電話でやり取りをすることがたまにあるくらいだった。
基本的には、社内のディレクターや代理店の方からの指示で制作物を作っていた。
小規模な制作会社で不利な点
制作者が私だけだったため、技術の高い人間から学ぶ環境が社内になかった
制作者が一人だと、基本的にはわからないことは自分で調べてやる。または、外注の方にお願いしてやってもらう。
という選択肢が多いかと思う。自分で調べる能力というのは、デザイナーには非常に必要な能力だ。
ただし、自分が調べた程度の能力のため、その調べた内容でできる範囲で納品まで持っていってしまうことが多い。
社内にレベルの高い人材がいれば、教え合うこともできるし、互いに切磋琢磨し、技術が飛躍的に伸びていくこともある。
一人の職場だとこの環境がない。そこに私は、物足りなさと将来への不安を感じ始めた。そして段々、大規模な制作会社への転職を考えていった。
大規模な仕事があまり来ない
大企業のキャンペーンや採用ページなどは、多数やらせていただいたが、会社の規模が小さいため、1000万を超えるような仕事は、回ってこなかった。
最高でも350万くらいの仕事だったし、普段は、5~30Pくらいまでの比較的小規模なサイトをよくやっていたので、スケールの大きな仕事をやりたいという意識も出始めた。
大規模な制作会社への転職について
規模は大きい会社だったが「技術がむちゃくちゃ高い」というわけではない会社を狙って転職活動をした。
また、前の会社はディレクションをやる機会もほとんどなかったため、私にはディレクターとしての能力は全くなかった。
それも、将来的に非常に危ないと感じていたため転職を決意した。
転職時に、私が思っていた条件は、以下だった。年齢的に、最後の転職にしたいと思い以下は、どうしても譲れなかった。
33歳だったがデザインをやらせてもらえる会社
デザイナーであってもディレクションをさせてくれる会社
自社サービスを持っている会社
経営者がチャラチャラしていない会社
この会社は、実は1度数年前に落ちたことがある会社だった
そのことを面接でも話したが、今回は採用をもらうことができた。
小さな制作会社で、毎日夜遅くまでWEBの仕事をし、大企業のキャンペーンやリクルートサイトをたくさん構築させてもらったことにより、面接時に一目置かれるようになった。
その過程で毎日調べることが多かったので、デザイン、コーディング以外のたくさんの知識もついた。実力はいつの間にかある程度は伸びていた。
また、この制作会社には、MTやWPなどのカスタマイズができる方が少なかったので、そのあたりもできることにより評価されたようだった。
自分の過去に作ったサイトを50社ほどピックアップして、MTで事例紹介用のサイトを作って持って行ったが、それもなかなか好評だった。
ただ私は、この会社がメインでやっている観光・宿泊の業種のデザインをやったことがなかったため、一次面接の際に少し落ちる危機感を感じた。そこで二次面接までの1週間で、旅館のサイトのデザインを作り二次面接に持って行った。
レベルは、たいしたことはなかったと思うが、積極性は買ってもらえたようで、その場で、内定をいただいた。
転職の際に相手が求めていることは何か?
上記を冷静に考えて、それを達成するには、
・何をしていくべきか?
・何と答えるべきか?
を外さないようにする。 これで面接に受かる確率は随分変わる。
自分のアピールをすることも大事だが、それが相手の求めていることと違っていないか?を考慮した答えが重要である。
次回は、大規模な制作会社(2010年~2018年3月まで在籍)での仕事編です!
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